好みまで似てる気が。

こんな風に読書感想文(小学生か)など書いていると、
世の書評家といわれる方々の凄さがホントよくわかります。

すんごくおもしろい本に出会ってみんなに是非読んでほしい!と思っても、
「これ、ものすごくおもしろいから、いいから読んで読んで」
これじゃ何がどうおもしろかったのか全然伝わらない。

まあ、職業的書評家ではないのでそれでもいいんでしょうけれども、
自分の言いたかった伝えたかったおもしろさのポイントをがっちり掴んで
熱く深く語って下さってる解説なんかを読んだりすると
うーん、さすが、これこれこれが言いたかったのよう、と感激しつつも
ちょっぴり、ちくしょーと思ってしまうのは高慢でしょうか。

水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)

水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)

この6巻の解説がこれまでで1番だと思う。
こういう力強い解説を読むと、文庫本てほんとお得ー、と思います。