痺れるほどカッコイイ男ってヤツにひっさしぶりに会えたぜっ!福本ファンの二次創作サイトを巡っていて、管理人さんがたまたま石川賢のファンでもあった関係でイラストや漫画をUPしてあったんだけど、これがめちゃくちゃ良いのよ!もう漢気全開でどえらい…
最近、調べ物をするのにネットを使う人が増えていて、本などの資料を紐解く能力の低下が心配されているのだとか。 確かに、ウィキペディアやグーグルを使えば大抵の調べ物は事足りるし何より簡単だ。 例えば、「麻雀」について調べるとする。文書で調べよう…
恋の予感。 もともと、言葉を美しく使える人に強い憧れを抱く傾向にあるのだ。 美しい言葉は、それだけでわたしの心を揺さぶり目を潤ませる。 かつては、田辺聖子さんの小説に出てくる、炊き立てご飯のような あたたかな言葉にはらはらと感動の涙を落し、 こ…
あー、ずいぶんごぶさたしてしまいました。さて、最近のマイブームはなんと麻雀。 いいですねえ、おもしろいですねえ麻雀。麻雀強い人って、本当に賢く見えます。 だって、考える時間短すぎでしょあれ。 それでなくても回転遅くて長考気味の私。 フリー雀荘…
「下妻物語」を先に読んでいたのですでに下地はできていたものの、 こんなにすっかりやられてまうとは。うーん。街で見かけるロリータファッションの女の子達は、 好奇の視線をものともせず、みんな真直ぐ前をみて歩いている。 ・・・ような気がする。この本…
心の動き、それも激しい動揺だけでなく ちょっとした心情の変化や、なんとなく、という程度の心の移ろいを とても丁寧に描く人だなと思う。 それがとても心地よくて、ああもっと読み続けたいなあと思うのに 夢中でページを繰ってあっという間に読み終えてし…
いきつけのBarで、いつもの酒を頼む。 いつもと変わらぬうまい酒を、いつもおんなじ顔のマスターが いつものように目の前に置いてくれる。 長いながい時間のあとで、やっと私が手にした場所。 それも、いつなくしてしまうかも知れない危うい蜃気楼のようなオ…
こんな風に読書感想文(小学生か)など書いていると、 世の書評家といわれる方々の凄さがホントよくわかります。すんごくおもしろい本に出会ってみんなに是非読んでほしい!と思っても、 「これ、ものすごくおもしろいから、いいから読んで読んで」 これじゃ…
憧れとか、 そんな甘い言葉では言い表せないくらいの、宇宙への強い想い。 いや、想いですらないかも知れない。欲求?本能? それはどれだけの犠牲を払ってでも成し遂げたいと、 理性の領域を軽々と超えてくるものらしい。 沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA…
食わず嫌いは一生のソン。 そう思ってきたはずなのに、なぜか敬遠していたこの人。水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/01/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (61件) を…
SFが読みたい!〈2007年版〉発表!ベストSF2006 国内篇・海外篇作者: SFマガジン編集部出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/02メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (48件) を見るこれを見て思ったのは、去年ほんっとに本読んでないなあとい…
真犯人が最初から明かされていて、 犯行場面の描写があり、 大抵の場合犯人の視点でストーリーが進み、 探偵なり警察なりが真相を暴いていく。自分の好きなこのタイプの推理小説が 「倒叙モノ」といわれる形式であるのを この本の解説で初めて知った。青の炎…
マラソン解説者の増田明美さんが好きだ。かつて、彼女の走る姿をTVで見ていて 涙があふれて止まらなくなったことがある。ただ走っている人の姿が、なぜこんなにも胸を打つのか。 走っている人の姿は、なぜこんなに美しいのか。 自分でもなぜ泣いているのか…
はじめて読んだ松本作品は「花男」だった。 茂雄の小憎らしいほどの可愛いらしさにやられた。「ピンポン」に出てくるペコもそうだけど ちょっと生意気で気が強くて努力家で賢い子供は 見ていて本当に楽しい。 竹光侍 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)作者: 松…
ストーリーテラーという言葉がある。 読者をぐいぐい引っ張っていく文章を書ける作家、というような 意味だろうか。引き込まれる、と言ったほうがいいかも知れない。この言葉を初めて実感したのは、コニー・ウィリス「航路」を読んだ時。 土曜日に図書館で借…
ナニが楽しいって、 既知の事実であるかのごとく詳細に語られる異世界の冒険譚を 居心地のいい場所でぬくぬくと読みふけるこの快感。この快楽を最初にもたらしてくれたのが ジャック・ヴァンスの「魔王子シリーズ」だった。 ストーリーの面白さ、ディテール…
久しぶりに号泣。 なにがいいって、みっちゃんのキャラが。これがもう。ダンナと逃げたフィリピンパブの子を車で追い掛け回したり、 腹を刺されたろくでなし男に救急車を呼んでくれと頼まれて 「贅沢」と言い放ったり。 もう、すこーんと突き抜けちゃってる…
ふと、頭に浮かぶ光景。あ、これ、なんの画だっけ。映画・・・アニメだったかな。 頭上の大樹からこぼれる光のきらめきも、 鮮やかなマリンブルーの海を見下ろすアングルも、 太陽に手をかざす少女のひざあたりで翻るワンピースのすそも 暖かさが伝わるよう…
ちょっと遠くに住んでる友人は、男の子ばかり4人の子持ちだ。 さぞかし毎日うるさかろうと思っていたが、そうでもないらしい。 「同い年の女の子がいる家のほうが何倍もうるさい」らしい。男兄弟がいない私は、家の中に男の子がいるのがどんなものなのか よ…
飲み会などでやる他愛のない勝負の罰ゲームは、 その目的と性格が大きく二つに分かれる。 男女のコミニュケーションを盛り上げるものと とにかく笑いを取るためのものだ。 前者は、まあコンパの王様ゲームの類であるが、 後者はさらに次の2種類に分かれる。…
シリーズ物のクオリティを保つのは大変な事だろうと思う。 映画にしろ小説にしろ漫画にしろ。人気のあるシリーズには期待も要望も多いし、 一度受けた感動は忘れがたく、記憶の中でさらに深く大きく育つものだ。 打ち勝つのは容易じゃない。砂漠で溺れるわけ…
自分の、今居る場所を伝えたいとき、どんな風に言えばいいだろう。普通に考えると住所。所、番地というやつですね。 県内、日本国内であればそれでも多分大丈夫。でも、 広い地球上のどこかにいる誰か、とか、 どこまで広いかわからないくらい広い宇宙のどこ…
小説や漫画を読んでいる時、自然と自分のお気に入りの人物ができることがある。 なんとなく肩入れしてしまうとか、その人物にとって良い結果になるようにと 願いながら読んでいるとか。青春小説を読んでいる時にこの傾向が顕著であるのは 同じくらいの年頃の…
きれぎれに覚えている幼い頃の記憶の一つ。 おじいちゃんの煙草入れの黄色いアセチレンの色。 テレビの上の鶴と亀の針金細工の置物。 おばあちゃんの雑煮。 おばあちゃんの作る雑煮はちょっと変わっていて たっぷりの葱と牛肉が入った甘辛い雑煮だった。 で…
男の子、それも小学校4年〜6年くらいの少年達は なんであんなに無鉄砲で、残酷で、熱っぽいんだろう。私はショタコンではないが、あの年頃の男の子が持つ眩しさは やはり特別な気がする。「サマー・オブ・ナイト」ダン・シモンズ。 http://www.amazon.co.j…
答えは分かっていてもなぜそうなのかをちゃんと説明できないものって結構ある。ジョージ・R・R・マーティン「フィーヴァードリーム」。フィーヴァードリーム〈上〉 (創元ノヴェルズ)作者: ジョージ・R・R・マーティン,George R. R. Martin,増田まもる出版…